ニートが暇だからブログを作ってみました。

文字で伝える面白さ、感動を提供するといえばかっこいいと思いました。

地元の先輩とかいうパワーワード

 


 

地元の先輩という、人によっては悪魔であり天使でもあるパワーワード

何故か埼玉と神奈川出身者はこのパワーワードが好きであると思うのは私の経験上であり、偏見。

 

そして、「地元の先輩でさー。」というフレーズから始まる会話は偉い人か悪い人のどちらかの話で普通な人はあまりでてこない。

たまに登場する「うん?どう反応したらいいの」という先輩も話し手からすると偉大なのである。

 

 

 

そんな事を話す私は6年離れていた地元に戻って、約5ヶ月。

 

 

 

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「おお!お前帰って来たんだってな!やっぱあっちは辛いか!面倒見てやるぞ!」とめちゃくちゃうるさいし、どこかパーツの壊れてる速い車に乗る地元の先輩が呼んでもいないのに悪魔の儀式により、異世界召喚されました。

 

俺が面倒見てやるぞと何も言ってないのに言ってくる人が面倒を見てくれた試しなんてない。

いや、面倒見てくれたつもりかもしれないけど何のメリットも感じないのになぜか偉そうな態度をとる大人中学生なんですよ。

 

「あはは、ありがとう。なんかあったらお願いします。」と社交辞令を返すのが面倒と思うのと6年間何も変わらず同じことをしている先輩はむしろ忍耐強く、かっこいいのではないかとまで感じてくる。

 

そんな先輩方は大体、地元の安い居酒屋に呼ぶのが好きであり、断りを入れてもめげずに少し日をあけて8時ぐらいに電話がかかる。

 

もしもしと電話に出るとすかさずに「イマナニシテタ」と黒魔術の呪文を唱えるのである。

「イエニイマス」と真実の白魔法を唱えたいのだが僕は数々の異世界召喚者達と戦って来た。

「イエニイマス」を唱えると「ヨカッタ。ココニコイ。アイツモイル」でやられる…

 

クソ!!準備なんてしていない!!なぜ今日なんだ…とレベル上げをしてこなかった状態なのに突然と出てくるラスボスに見たこともない滅びのバーストを打ってくるのだ。

 

しかも、ボス戦は逃げれない!

 

死ぬまで戦えという大日本帝国が生み出したルールを平成の世でも何故残そうとするのだ!!

そのせいでやられていった仲間やポケモン達が可哀想ではないか…

 

こんなの理不尽なんだ。それが戦いだというのか。そうなのか。よろしいならば戦じゃ!!

 

♪地元の先輩戦闘音楽(ポケモンレッド戦)♪

 

先「アレ、モシモーシ」「ナニシテル」

森「チョットイソガシクテ」

先「ナンジニオワール」

森「ワッカリ・マーセーン」

先「ココニコイ」

森「………」

先「ノン・デ・ルーカラ」

 

クソッ……ここまでの魔法でも効かぬというのか…

とことん俺を潰しにきてる。

もうダメなのか…

俺は魔王に屈しなければならないのか。

他の仲間に被害が及ばぬように…

俺が屈すればいいではないか…

バタッ………

 

?「ダメよ!起きて!まだ勝てるじゃないの!みんなで平和を取り戻そうよ!」

?「そうだよ!屈することはないいっしょに戦おう!!」

森「お前達。まだ屈していなかったか…しかし、俺には無理なんだ!勝てないんだ!」

仲「あるじゃないか。君が幼き頃から持っている神の力を解放すれば」

森「あっ!いけるかもしれない!」

 

 

 

森「オカーサンガダメダッテ」

 

 

 

先「おっ、おう。そうか。」

 

 

よし!やったぞ!どう思われようともいいじゃないか!勝ったんだ!アニメを見て屁をこきながらゴロゴロと過ごせる平和を掴んだんだ!!

 

 

俺としたことが…

友人に警報を発令していない!

1秒でも早く伝えなくては!

 

「友人に告ぐ、地元の先輩が異世界召喚にて現れた。突然の襲撃に備えること。外には出ずに家で備えること」

 

友「寝てた作戦でガン無視」

 

 

伝説の勇者とはお前のことだよ。

 

いや、ニートで本当に暇なんだなとか思ってんでしょ。

 

異論はない。